(株)グリーンペプタイド【4594】
新しくその2を書きましたとさ
今ボクのポートフェリオのエースのグリーンペプタイドちゃんについてです。
ここは、一言でいえば創設以来ITK-1に全てをかけている会社です。
ITK-1ですが、引用しますと、
ITK-1は、予め用意した12種のがん抗原ペプチドの中から、投与前の患者の末梢血を用いた免疫検査によって、各患者に最適な抗原ペプチドを選択して投与する、「テーラーメイド型」がんペプチドワクチンです。テーラーメイド型ワクチンでは、患者にワクチン投与する前に、当社独自開発のバイオマーカーで既存の免疫応答(特定のペプチドを攻撃の目印としてがん細胞を攻撃した経験=免疫メモリー)の有無を確認し、免疫メモリーのあるペプチドを投与します。それによって、より強い免疫をより早期に誘導でき(2次免疫誘導)、より高い臨床効果へ結びつくという考え方に基づいています。がんペプチドワクチン開発のチャレンジの1つは、免疫応答から誘導CTLによるがん細胞攻撃、そしてそれが臨床効果として現れるまでタイムラグがあることです。当社はバイオマーカーと組み合わせて2次免疫からの誘導を図る独自の投与方法によって、この課題を克服することを考えています。
さらに、当社は複数のペプチド抗原を同時に投与します。がん細胞は免疫系の攻撃を免れるためにがん抗原提示に関わる特定の遺伝子発現を変化させて攻撃の目印の発現を低下させたり消失させたりすることがあります。これは、エスケープ現象、あるいは免疫逃避と呼ばれています。1つのペプチド抗原投与だと、最初は効いても、がん細胞の遺伝子変異により、すぐに効かなくなる可能性があります。複数の抗原投与なら、がん細胞の遺伝子変異が追いつかず、エスケープ現象を回避できる可能性が高くなります。
はい、わかりました?
大事な所は前立腺がんを対象としたペプチドワクチンであること、テーラーメイド(オーダーメイド的な)であること、複数同時投与という所でしょうか。
また現在臨床試験を行っている方には、手術、放射線治療、化学療法、ホルモン療法を経た方と言う事ですから、きっとこれが良好な成績をあげられれば前立腺がんの根治療法として、一つの選択肢にあがる事でしょう。
ただですね。前立腺がんってあんまり多くないんですよね。
まずですが、前立腺癌っていうくらいですから前立腺にできる癌なんですが、前立腺って女性にはないんですよね。
男だけです。
すなわちどうしても必然的に数が少くなっちゃうんですよね。
ただ最近上昇傾向にあって、男の癌死亡で肺がんに次ぐようになるとか言われてますね。
で最近どっかの本屋でみたんですが、社長とか管理職の人の前立腺が危ないらしいですよ。よくお盛んな人にかかりやすいって言われてますねえ。
きっと最近お盛んな人がふえてるんですねえ。
(本当は年齢的な問題なんでしょうけど)
生活改善+兆候キャッチであなたの前立腺は、きっと救われる!―社長、部長ほど前立腺が危ない、って本当?! (Tsuchiya Healthy Books―名医の診察室)
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本貼り付けたけど見えるかな?社長部長ほど前立腺が危ないってかいてあるんですね。
どうやって発見されるかといいますと、尿がでにくいなあとか、尿が近いなあとかそういう症状で発見されます。
前立腺肥大症とにたような症状で見つかると思えばよいです。
で、わりと放置されやすく、早期発見されにくい癌の一つなわけですが、比較的進行が遅い場合が多いんですね。
だから比較的治療成績はよろしい癌と言われており、5年生存率も高いです。
ただ、前立腺のある場所から、骨転移とかしやすかったりして、転移をした場合の予後はよろしくないわけですが。
最近では健康診断でPSAといわれる腫瘍マーカー(癌があればこの値があがる)で、目星をつけまして、MRI検査や超音波検査、細胞診などを行い、そこで発見するという手法がとられています。特にMRIで感度(病気見つけられる率と思って下さい)8割っていうからそこそこ高い発見率ですよね。
で引用ですな。がん研様からの引用です。
この右の白い光ってる部分が前立腺がんです。
この拡散強調画像がよく使われているらしいですよ。
よく脳梗塞とかの早期発見にも使われますね。
通称ディフュージョン。
早期にみつければ放射線治療などでも根治治療が可能だったりします。
前立腺を全摘出するという手術も勿論あるわけですが、前立腺を摘出してしまうと精液が作られなくなるわけですから、まあそういうことです。
そのせいで手術を躊躇してしまいなくなってしまった、将棋のプロ棋士がいました。
個人情報のために名前は伏せますが、
米長邦雄会長ですね。
で長い前置きでしたが
とりあえずここを購入した理由ですが、上場したばかりで、上げていける余地があること。
時価総額はペプチドワクチンを同じように開発している、オンコセラピー・サイエンスの1/3。
まあ現在ではオンコセラピー・サイエンスに勝ってるとは思えないので、その水準までは上げないと思いますが。
他のバイオっぽくなく株がじゃぶじゃぶではない事でしょうか。
またすでにITK-1がライセンスアウト済みというのも強みでしょうか。
後ねこれすごく大事なんだけど、グリーンペプタイドなんです。
ペプチドじゃないんですよ。
声に出したい日本語。
グリーンペプタイド
かっこいい。非常にかっこい。素晴らしいリズムだ。黄金律ってやつだね。
不安材料としては、ITK-1が失敗したらどうなの?って所ですね。
ただ、それは全てのバイオベンチャーに言えることなので気にしちゃいけない所です。
先ほどの前置きにもいいましたが、比較的5年生存率は高いです。
また検診などで腫瘍マーカーでPSA値を40代のうちから検査していけば減らしていけるんじゃないかなって言う事。
現在、健康診断必須ではなく、オプションとしてやってる所が多いわけですが、もし患者数が増えるようなら、国が必須にしちゃんじゃないのって所ですかね。
そっちの方が、薬に保険適応つけるよりはるかに金かかりませんからね。
そんで、早期発見できればかなりの治療成績あげられるんでわざわざお呼びにならないんじゃないのって事。
最近だと、C型肝炎の治療薬ハーボニーとかが話題になりましたよね。
あれ、1粒8万円くらいして、治療に3ヶ月で500万かかるお薬なんですが、C型肝炎がほぼ100%治るといわれています。
今現在国が、補助金を出すことで実際の必要額は数万で済むわけですが、なぜそれが国に認められたかというと。
肝臓がんの治療をしようと思ったら、そりゃもう大変という事で国からのお墨付きをもらうことができました。
そんで全てに適応できんの?って事。
で上市されたとして、厚生労働省がすぐ認可すんのって問題ですかね。
上市されたとしても、厚生労働省の認可がどれくらいかかるか。
ペプチドワクチンじゃないですが、子宮頸がんワクチンが問題を起こしましたから認可に慎重な姿勢をとるのではないかと思ってるんですね。
プラスの材料としては数年前国会の質疑応答で、ペプチドワクチンについて聞いた動画がありましたのでどうぞ。
まあそこそこ注目されてるって所で大きく+。
ペプチドリームとかそーせいさんのヘプタレスとか凄いしね。
この2つもペプチドなお薬を作れるから株価上がってるというのもあるし。
一応もう一つのパイプラインに悪性黒色腫のペプチドワクチンありますけど、それもそこまで需要の高いものだとは思えんのですよね。
ただ、ペプチドと言う事だけで大きく期待ということで短期的な目線の投資にはいいんじゃないでしょうか。
資金にはかなり余裕ありそうなので増資もしないでしょうから。
とりあえず私の予想として5月に700円後半。
マックスでも1000円はしばらくいかんだろうなと予想。
そりゃお薬がちゃんとでりゃ5000円くらいはいけるだろうけどね。
基本的にいかないって思ってた方が気楽でいいですよーっと。
バイオ株は失敗して当たり前って感じで投資しましょう。
もしバイオ株全部に資金分散して投資したら、どうなるんだろってちょっとおもしろそうでやってみてほしいなと思いましたとさ。
資金に余裕のある方は是非。
バイオETFとかでたら面白そうだけどね。
そっこー0円になりそう的な意味で。