小野薬品工業(株)【4528】
いまや話題の小野薬品工業です。
小野薬品というと私がまず思い浮かべるのが、オノアクトなんですが、小野って名前はいってるしね。
最近は投資家の間でオプジーボという、抗悪性腫瘍剤が話題となり株価をバク上げいたしました。
オプジーボについてはコピペ。
オプジーボ(一般名:ニボルマブ(遺伝子組換え))は、ヒトPD-1に対するヒト型IgG4モノクローナル抗体です。オプジーボは、PD-1とPD-1リガンド(PD-L1およびPD-L2)との結合を阻害することで、がん細胞により不応答となっていた抗原特異的T細胞を回復・活性化させ、抗腫瘍効果を示します。
今注目されている、免疫力を強化してがんをやっつけましょうってやつです。
T細胞が、癌のアポトーシスを誘導しちゃうという。そりゃもう今の医療トピックスど真ん中でして、当初はメラノーマでしか適応がなかったわけですが、今や肺がんとか腎臓の癌とかにも適応がとかそういったお話がでています。
そこで、いろいろ使えるようになって、投与される患者数がここ最近爆発的に増えてきてるわけですね。
それで、ハッピーっていかないのがお薬の世界でして、問題点としてお値段が非常に高価であること、効果が認められる人が20%程度であるという事が上げられています。
その辺り楽天証券のレポートが非常に分かりやすかったのでどうぞ。
楽天証券ばっかだな。
この今中さんっての本当に分かりやすくてめちゃくちゃ好感が持てる。
やたらとポジティブな事ばかりいって、買い煽りしてるわけではなく、まさにプロって感じ。楽天証券の評価がぐっとあがりましたとさ。
まあ、それはおいておきまして、このレポート読めばわかるんですけど、オプジーボの治療には年間3500万かかるって話なんですね。
実際に患者側が負担するお金としては、高額医療の負担をうけるわけで、それほど高額とまではいかないわけですが、その負担が国の税金で賄われるわけで、それが問題視されているわけです。
それで売上を1260億円と小野薬品予想してるけど、それは実際保守的な予想でして、本当はもっと売れまくって、国に負担かけまくるんじゃねーのってお話をしてるわけですね。
このレポートを見ると実際は2878億円売れちゃったりするんじゃないかと。
それで来年には薬価が改定が予想されてると見て今株価が下がっていると。
まあ、私も改定されるだろうなって思います。
とはいっても、その頃に適応症例が増えて、使用する患者が増える事は恐らく間違いないでしょうし、その点ではさほど問題にはしてないのですが。
問題は今現在の売上高に対しての時価総額が高い事でしょうか。
日本の製薬会社でNO1は武田薬品、2位に大塚が入るわけですが、今や、第3位という位置にいます。
去年の売上とか、そういったのもまたまた楽天証券のレポートが非常に分かりやすかったのでどうぞ。
これ見るとわかるんですが、去年は日本での売上は14位でした。
それがオプジーボ効果で今の位置まで来ちゃったりしたわけですね。
もし仮にオプシーボさんが2800億円の売上を達成したとして、その分を計上した上で、時価総額を他の製薬会社と比較すると・・・
まあそういうことですね。
とはいっても期待でこれからも株価は上がっていくんじゃないかと思って、購入したわけですが、見事なナイアガラをくらいましてダメージ大!
すぐ利確しておけばよかったねえ。っていうお話でした。
とはいっても、私は後1段階引き上げあるかなって思ってるんで、私の購入した金額くらいにはすぐ回復するとみてますし、将来的には、初めてこのタイプの薬を作ったって事で小野薬品の医療業界に対する存在感は強くなっていくでしょうし。それこそ5600円は軽く目指せると思ってますが。
シティがレーティングを出しましたが、レーティングを1段引き下げて、目標株価は5600円と引き上げました。
レーティング下げて目標株価上げるってどうなのって思ってたのですが、まあそんなこともあるさ。
でオプジーボと小野薬品のお話でした。
まとめると楽天証券の今中能夫さんは神という事です。
この人のレポートほんといいよ!
過去記事はりつけキャンペーンで3つ貼り付けましょ